*ANNA
クルシスのやり方には疑問を抱いていた。
もっと他の方法があるのではないか?
しかし、今の自分には何か行動に起こせるほど力はなく
ただミトスに従っていた。
やはり、ミトスの考えが正しいのだと
自分に言い聞かせて無理に納得していた。
しかし、その考え方は
アンナと出会って変わった。
「私といて、幸せにはなれないかもしれないぞ?」
「いいえ、あなたといる事が私の幸せですから」
クルシスから抜け出すのには少々手こずったが
それからの毎日は楽しすぎてあっという間にすぎていった。
しかしクルシスに見つからないように行動するのは辛く
旅をしていくうちに疲れも出てきた。
でも、アンナと共にいるだけで
その苦労は飛び去っていた。
そして、二人の間に立派な男の子が産まれた。
二人で苦労して名を考えた
ロイド、と
しかしその幸せは長くは続かなかった。
クルシスに見つかり、
アンナとロイドは人間牧場へ
私はクルシスへ逆戻りにされてしまった。
しかし、愛する妻と息子を人間牧場等へは置いてはおけない
人間牧場から脱走させる事しか頭にはなかった
焦っていた。
焦っていたためか、私は選択を間違えた。
そして
アンナは死んだ。
いや、殺した。
自らの手で。
アンナは涙を流しながら
崖から落ちていった、ロイドと共に
アンナが、ロイドが、死んだ
私のせいで
アンナが私と出会ってなければ死ななくてすんだ
私がクルシスに従っていれば死ななくてすんだ
私が、私が、、、
もう何も考えられなくなった。
すべてがどうでもよくなった。
私は、ミトスの元へ戻り、再び忠誠を誓った。
アンナがいない世界など、どうなろうとよかったから
「次の神子も逃げ出さないように共に旅をして見張っておけ」
「・・・御意」
そんな時ロイドに出会った。
何かがはじけた
アンナ、見ているか?
ロイドはあんなに立派になったぞ
ダイク殿にはどれほどお礼を言っても言い足りないな…
ロイドは、私にできなかった事をしようとしている
そう、世界を変えようとしている
私には、それを補助してやる事しかできないようだ
アンナ、お前を失ってから
私は変わってしまった。
しかし、ロイドに出会って、昔の私に戻りつつあるようだ
アンナの元へ行くのはまだまだ先になりそうだ・・・
※ちょっこすゲームの設定と異なってますが
杏の中ではクラさんとアンさんはこんな感じなのです
(ゲームの設定ちょっと忘れたとかそんなんじゃないYO!!)
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