*2回目
な、なんでこんなことに・・・
ティトレイは非常に後悔していた。
あの時何で俺はそんな事を言ったのか、
あの時何ですんなり受け入れてしまったのか
あの時何で入れる立場に立たなかったのか
あの時の感覚がまだ抜け切っていない。
ヴェイグの事を真正面から見る事ができない・・・
横顔を見ていると、男の自分から見ても男前だなぁと思った。
それにテクニシャンときたら女は放っておかないだろう
しかも一途ときた。
浮気なんか絶対しねーんだろうなぁ
しかも適度な筋肉がついてて女好みのカラダで顔で・・・
ヴェイグの事を考えていると胸がキュッとなるのが分かる。
あれ?
自分の考え、
お か し く な い か ?
「おい」
「ヒャッ!」
少しヴェイグに呼びかけられただけなのに
異常に反応してしまう。
「なななな、、何だよーヴェイグー?」
普通に接しようとしても声が裏返ってしまう
「・・・?まぁいい、敵が急に襲ってくるかもしれないから
十分注意しろよ」
「お、おぅ!」
どうやら俺は少しおかしいらしい
何かと仲間に心配がられる
「ティトレイ、疲れてるのか?」
「ティトレイさん、お薬いりますか?」
「ティトレイ、前を見てしっかり歩きなさいよ」
「ティトレイー?何かおかしいヨ?
変なものでも食べたの?」
ガキンチョのマオにまで心配される始末だ。
アガーテ・・・クレアも心配そうにみている。
どうやら俺は末期らしい。
「おい、皆、今日は疲れたな
少し早いが、そこの宿屋で休まないか?」
というユージーンの提供により、
今日は少し(だいぶ)早いが宿でゆっくりする事になった。
明らかに皆に気を使われている・・・
いつもなら宿に泊まる場合は
男4、女3分かれるのだが、
残念な事に、2人部屋が2つ、3人部屋がひとつしか空いていなかった。
女が3人部屋を使うのは間違いなく、
男で2,2に分かれるときは、普段は
ティトレイはヴェイグと一緒の場合が多かった
マオがユージーンとがいい!とだだをこねるために・・・
ヤバイ。
さいっこーに気まずいではないか。
あの日から大して口を聞いていないし
おまけに2人キリになるのはあの日以来・・・
どうしよう、どうしようと迷っている間に
マオはユージーンをつれてさっさと部屋へ行ってしまった。
少々の沈黙の後、ティトレイは重い気持ちを引きずりながら
ヴェイグと共に部屋へと入って行った。
「おい」
あまりにも沈黙が苦しかったのだろう。
普段はあまり自分から声をかけないヴェイグがティトレイに話しかけた
「な、なんだよ?」
「お前・・・不自然すぎるぞ」
少々ため息まじりにベットに腰をかけたヴェイグが言った。
「・・・・だってよ」
「だって?」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
すると何も言わずにヴェイグがティトレイのベットに近寄ってきた。
そしてそのまま無理やりぎみに両頬に手をそえてティトレイにキスをした
「ヴェ、ヴェイグ?!」
「こーゆう事をしたから不自然なのか?」
と、少し半笑いでヴェイグは言った。
「・・・お前ぜーーーーーったいサドだろ?」
「聞こえないな」
「・・・・・・・」
両頬の手を離し、ティトレイの横にドサッと座ると、
ティトレイの顔を見ずに下を向いてヴェイグは話しだした
「・・・あの時の事が気にくわないなら謝る。」
「へ?」
「あれは半場強引だっただろ?嫌だったから俺の事を避けてるんじゃないのか?」
きっと自分の事を真剣に考えてくれているのだろう
少々さみしそうな背中に、また胸がキュンとなるのが分かった
「ヴェイグ、俺、今胸がキュンとしてる」
「は?」
真剣に話を持ち出しているのに拍子抜けな答えが返ってきたので
思わず振り向いてしまった
「分かんねぇけど、ヴェイグのことは嫌いじゃない
なんか見てたら照れるだけで・・・」
これって、恋?
と、自分の頭の中で答えが見えてきた・・・というところで
その考えはヴェイグのキスによって中断された
「え?」
「・・・俺の事、嫌いじゃないのか?」
真剣な目でヴェイグがこちらを見ている
そう思うだけでまた胸がキュンとした。
「ぁ、あぁ、むしろ、好き、のほうかも」
「・・・・・・よかった」
ぎゅっと抱きしめられる。
いつもは冷たい鎧を身に着けているが
その下の体はとても暖かかった。
「ティトレイ、、恥ずかしい事を言うが
俺はお前とずっといい関係でいたいと思・・・っている
あの日、少し理性が抑えられなくて
してしまってから後悔してて・・・
でも、こんな後悔して悩んでるとか誰にも言えなくて
からかったりしかできなくて、
それにお前の反応もおかしくて
嫌われたと思っていて・・・本当にすまなかった
もう、あんな事はしないから・・・」
キスしたくせに、と頭の片隅で思いながら
自分の体が異変を起こしている事に気が付いた。
ヴェイグの体で欲情している・・・・
「・・・ヴェイグ?」
「ん?」
「せーよくしょり、ならいつでもしてくれんだよな?」
「ぇ?」
「俺、処理して欲しい、カモ?」
「ヴェイ、グ・・・」
「すまない・・・・・」
自分の上で、いつもの表情と違う
少し、余裕のない顔、
テクニシャンのくせに、ハジメテみたいにカラダを求めている
たまらなく愛しく思えた
痛くても、コイツのためならガマンできるカモ・・・
そう頭によぎった瞬間、
鈍い痛みがはしった
「っ・・・」
「ヴェイ、、、、」
「・・・痛く、ないか?」
「だ、大丈夫・・・」
「・・・・お前の中、あたたかい・・・」
「そんな報告いらねーよ」
ひたすら口から声が漏れている。
オンナみたいな声。
出したくないのに、ガマンするのに、
キモチイトコばっかり突くから、自然に声が漏れる。
時折中心を触られると、イきそうになる
でもヴェイグは根からのサドらしい
余裕のない顔をしているくせに
イくのを焦らしてくる
3回もイきそうになって、それでも焦らされると
こちらもたまらなくなってくる
イかせて欲しい・・・
「ヴェイ、グ・・・ぁ」
「何だ?」
「も、う、その、・・・あの・・・」
「・・・何だ?」
「だから、その、あっ、ん、」
わざと強く腰を打ち付けてくるあたりサドだと思う。
「何をして欲しいんだ?」
少し笑いながら言いつつも、腰の動きはとめない、
もちろん、キモチイトコロを突きながら
「ヴェイグッ、も、おねがいだからっ・・・あ、
イかせて・・・?」
そしてさらに奥へ奥へ入ってきて、
もっともっとキモチイトコロを突かれて
手を上下にされたらひとたまりもない
「あぁっ・・・!!」
そっからはあまり覚えてない。
目が覚めると、どうやら真夜中のようだ
回らない頭で、自分の体を見ると、無数のキスマーク。
横にはまっぱで寝ているヴェイグ。
カラダのあちこちがイタイ。
少々頭を頑張って回転させて、よーく考えてみると
数々の恥ずかしい事を思い出してきた。
あぁ・・・俺、コイツとヤっちゃったんだなぁ
と、改めて思った。
綺麗な寝顔。
残念な事に、俺はコイツに惚れてしまったらしい
シスコンにホモとキたらけっこーヤバイな、と頭で思いながら
そっとキスをした
愛しい彼の頬に
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