*グランコクマの1日



部屋に帰る前に、嫌な予感が頭をよぎった。
当たって欲しくはないのだが
自分の予感は、確信に近いものだと言うことは
自分がよく分かっている。

部屋に帰ると、やはり彼はいた。

「・・・さきほど、陛下の事を探している兵士がいましたけど?」

「ぃいんだ。今日はもう仕事はお終い!
 て、事で、かくまってくれ、ジェイド」
普段の凛々しさとはかけ離れた、少年のような笑顔で
彼、ピオニーは言った。

「明日の仕事が増えても知りませんよ・・・」
「なんとかなるなる、て事で、ジェイド、お茶」

人の部屋に来ておきながら
その態度は何だと思いながらも
ジェイドは客人に出すお茶を沸かし始めた。

「なー、ジェイド?ガイラルディアは、おもしろいやつだな」

「ガイが?なぜですか?」

「キスしたら顔真っ赤にして逃げていったんだ
 あいつ、確か21だろ?
 その年でキスひとつであんなに真っ赤になるなんて
 からかいがいがあるな」

そういうと、ニコニコしながらピオニーは
ジェイドを背中から抱きしめ、キスをした
軽くキスをしても、無反応なジェイドを見て
「・・・お前はほんっとにからかいがいがないな・・・」
と言い、ジェイドは、「慣れっこですから、」と笑顔で返した。

そのままピオニーの手をジェイドの胸元に入っていき、
ボタンをひとつ、ふたつ、と剥がしていくと
白い肌が顔を見せた。
そこに唇を落とすと、ジェイドは、「お茶がこぼれるんですけど・・・」と呟き
そして、やっぱりお前はからかいがいがない、とピオニーは再び呟いた。

お茶を机の上に置き、地面にジェイドを押し倒すと
長い髪が地面に咲いた。
その長い髪に優しく指を絡めながらジェイドの眼鏡をはずすと
彼の年齢には合わない美しい顔が現れた。
そのまま唇を落とすと
ジェイドはそっと目を瞑った。
手は胸元へと移動していき、
残ったボタンをはずしていくと、さらに白い肌が現れはじめたところで


ドアは開いた

ガチャ。

「ジェイドー・・・聞いてくれよ・・・陛下が・・・」

目の前には、異様な光景。
ドアを開けた彼、ガイは目を丸くすると

「やぁ、ガイ、陛下がどうしたんですか?」
と、陛下に組み敷かれているジェイドは笑顔でそう言った。

「入るときはノックしないといけないだろう、ガイラルディア。
 なんだ?それとも3人でしたいのか?」
と、ジェイドを組み敷いているピオニーは笑顔で言った。


ガイが走って逃げていったのは言うまでもない。




「ホントにガイラルディアはからかいがいがあるなぁー♪」
「女性経験がないガイには
 ちょっと刺激が強すぎたかもしれませんねぇ♪」



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